日本口腔インプラント学会 第21回九州支部学術大会
大会長 近藤 俊彦
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ご 挨 拶
この度、日本口腔インプラント学会 第21回九州支部学術大会が開催されるにあたり、九州各県から多くの方々のご参加を頂き誠に有難うございます。また、今回はドイツからG.クレッケラー教授が特別講演のため来県されるとのことで心から歓迎申し上げます。
近年、口腔インプラント分野での研究、治療法の進展には瞠目すべきものがあります。我が大分県歯科医師会においても本大会実行委員長の阿部成善先生を中心に多くの会員が研鑽を積まれ、そろって素晴らしい臨床成績を挙げられていることは、ご同慶の至りであります。
今後は大分県においてもインプラント対応の医院がさらに増加し、県民の歯科医療に広く貢献できることを願うものであります。
今回の学術大会を機に学会参加の皆様方のさらなるレベルアップと学会のご発展を祈念し、ご挨拶といたします。
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日本口腔インプラント学会
会長 川 添 堯 彬
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ご 挨 拶
2004年がスタートし、本年も歯科領域やインプラント学分野で多くの学術的行事が計画され歯科界が少しでも明るくなるよう期待されています。この年頭の皮切りに、第21回日本口腔インプラント学会九州支部学術大会が九州支部大分県の主管で、別府市B‐Con Plazaにおいて開催される運びとなりました。これまで多大なご尽力・ご労力を傾注された近藤俊彦大会長始め、添島義和九州支部支部長、阿部成善大会実行委員長ならびに関係各位に深甚の敬意と祝意を申し上げます。
古くからインプラントに関する研究と臨床の盛んな九州支部・地区の主管となる学術大会だけあって、今回の学術プログラム企画は多彩な演者を招聘されて極めてattractiveな内容になっています。ITIインプラントで著名なフライブルグ大学G.クレッケラー教授の30年にわたる臨床例からの総合的知見の特別講演を始め、東京歯科大学 井上 孝教授の認定医更新用教育講座「インプラントのエヴィデンス2003」、九州大学大学院 松下恭之助教授の教育講演「機能回復と生体・コンポーネント保全のためのインプラント補綴ガイドライン」、さらに東京都開業 武田孝之先生の教育講演「チェアサイドで役立つインプラントの基礎知識」に一般口演発表を加え、参加者も歯科医師だけでなく、コワーカーにまで広く公開型としています。また最近の諸外国では歯科医療やインプラントテクノロジーの進歩・潮流を反映しやすい「関連機材展示」が学術セッションと同等に重要視される傾向から、今回も興味深い新機材の展示が期待されます。
このように、本学術大会からは、多くの有意義な学術情報のみならず、幅広い参加者によってチーム医療としての議論や理解が深まり、インプラント歯科治療に対して供給側と患者側双方に期待や希望が一層高まる契機になると確信しています。
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日本口腔インプラント学会
九州支部支部長 添 島 義 和
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ご 挨 拶
日本口腔インプラント学会九州支部支部長を今期務めさせて頂くことになりましたので先ずご挨拶申し上げます。微力ではありますが私は九州支部の発展のために尽くす所存でございますので会員皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
第21回九州支部学術大会は大分県の主管で、大会長 近藤俊彦大分県歯科医師会会長、大会実行委員長 阿部成善先生その他関係諸先生方のご努力で盛大に行われますことに敬意を表します。
21世紀に入りインプラントは欠損補綴治療として市民権を得る直前まできています。
また顎顔面補綴や歯科矯正の前処置においても従来法よりはるかに高いレベルの治療が可能となりインプラントは患者さんのQOLに大きく貢献しています。
まさにインプラントは歯科医学の治療や研究のパラダイムシフトの牽引者として益々発展していくものと思われます。
したがって今後長期の治療成績をより向上させることによって完全な市民権が得られるものと思われます。そのため私達は材料や新技術の研究開発の情報を収集しそれを治療に生かし、安全で確実なインプラント治療への研鑚と努力が必要となります。
九州支部は歴代の末次恒夫九州大学名誉教授、内田康也九州歯科大学名誉教授の指導のもとに当初から開業医と大学関係者が協力し業者と協調しながらアカデミックな支部活動を続けてきましたので、私はその流れを続けて行くことが使命であると考えます。
今回の支部学術大会では、特別講演に世界的インプラントの権威G, Krekeler教授が治療戦略について、教育講座では井上孝教授が組織界面について多く情報を提供されると思います。このように充実した企画運営と業界の方々のご協力に対し深甚なる感謝を申し上げます。
今後、九州支部がより発展するために、ご参加の先生方の活発な討議が行われ有意義な学術大会が盛会裡に終わることを期待しております。
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日本口腔インプラント学会 第21回九州支部学術大会
大会実行委員長 阿 部 成 善
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御 挨 拶
この度、日本口腔インプラント学会第21回九州支部学術大会を大会長に近藤俊彦大分県歯科医師会会長を迎え、九州支部大分県の主管で関係各位のご支援、ご協力を得て、2月21日(土)、22日(日)に開催できることを心より感謝申し上げます。組織のない大分県支部の会員が1年前より毎月集まり、色々と知恵を絞りインプラント学会会員をはじめインプラント療法を目指す歯科医や歯科衛生士、歯科技工士のニーズに対応した学会が開けるよう努力してきました。
特別講演にはフライブルグ大学のG.クレッケラー教授をお願いし、30年の臨床経験により、インプラント療法が今や一般臨床の一翼を担っていることを示して頂きます。教育講演は歯科衛生士向けとして、東京開業の武田孝之先生に易しくチェアサイドで役立つインプラントの基礎知識を解説して頂きます。歯科技工士向けとして、九州大学の松下恭之助教授に機能回復と生体・コンポーネント保全のためのインプラント補綴ガイドラインについて語ってもらいます。一般口演は支部学術大会としては驚くほど多くの58題の演題が集まり、大学での先端技術から一般臨床での色々な症例の発表が集まりました。今や歯科医療における患者のニーズを必要とする先生の関心の強さが現れて充実した学会になることが予想されます。なお21日(土)には認定医更新用教育講座として東京歯科大学の井上孝教授にインプラントのエヴィデンス2003と題してインプラントの病態を分かりやすく説いて貰おうと思います。先生の講演を多くの人に聞いて貰うため認定医のみならず学会登録者全員に開放していますのでぜひご参加ください。21日、22日の2日間多くの先生方がインプラント療法の先端を研鑽されることを期待いたします。
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